スリーピングヤスラカニッキ

主に変な夢(夜見る方)を書きつけます。あとはこまごまと備忘録

夢:『謎の恋人』

 今日見た夢。

 多分設定はこんな感じ

  • 大学祭の最中
  • 視点の人物は、現実の自分と同じ人物かわからない

◆◇◆

 学祭だ。サークルの方に顔を出そうと思う。

 みんなが控室として使っている教室に入ると、いくつも鏡がセットされていて、その前にはいろいろな人の化粧品がおいてある。

 化粧ってあんまり詳しくないから、ある鏡の前においてあるひと揃いの化粧品を手にとって眺めてしまう。アナスイのチーク。

「それ、わたしのなんですよ」

 物珍しげにしている私に微笑みかけながら、親しげに近寄ってくる人物。後輩だ。私によくなついてくれている。濃い目の茶髪のボブカットで、頭が小さい。かわいい。(※実在しない人物。夢の中ではよく知っている仲良し、という風だった。勝手に後輩であると認識している)

 やってあげましょうか、と「仕方ないな、やれやれ」みたいな、でも嬉しそうな様子でその化粧品を使ってあちこちに粉をのせて化粧を施してくれた。

 私の顔に細い指とか筆が伸びて撫でていくのがなんだか気持ちよかった。

 後輩ははしゃいでいた。

 でも、数瞬後には私の顔が顎からまぶたから腫れだしてとんでもないことになった。そうだ、私は肌が弱かったんだ、だから化粧はあまりしてなかったんだった。(※そういうことになった)

 後輩は半泣きになりながら私の顔を拭き取りのメイク落としで一生懸命拭っていた。

 腫れが治まると、後輩に連れられて別の教室に。みんながイベントのためのコスプレに着替えている。セーラー服とか、いろいろ。後輩は私にもなにか着てほしそうだった。

 奥のほうにはソファーがおいてあって、仲間たちが休憩していた。

 後輩と二人で登場すると、まわりがなぜか冷やかすように沸いた。なんだかよくわからない。

 後輩のとなりに座らされた。

 周りの話を総合してみると、私と後輩は、二年前くらいから付き合っている仲らしい。そうだったのか。そうだった気がしてきた。

 後輩のことも、可愛くて女の子にしか見えなかったんだけど、みんなの反応からすると私達は女の子カップルじゃなかったみたいだ。後輩は男の娘だったのかな?

 馴れ初め話を要求された。後輩いわく、私が随分かっこよく愛の告白をしたらしい。

「あのとき言ってくれた言葉、覚えてますよね?」

 と聞かれた。

「……」

 必死で思い出そうとする。けれど覚えていない。ていうか、後輩と付き合ってたことすら思い出せない。付き合い始めたといわれるあたりからつい最近までの記憶がない。

 お付き合いの記憶が一切残っていないことに血の気が引く。

「ごめん、思い出せないんだ」

 後輩が泣きそうな顔をする。付き合ってたことは思い出せないけど、こんな可愛い子が私のことを慕ってて、泣きそうにさせてしまっていることにとても胸が痛んだ。泣かないでほしいと思って、言葉を続けようとした。

 後輩を抱き寄せる。黒いタートルネックを着ている。胸のあたりに額をつけた。(胸は薄かった)

「本当にごめん、覚えてないけど、今は……」

 好きだよ、と続けようとしたけど言葉が出なかった。記憶もなくて、無責任に好きだとは言えないと思った。

 後輩を引き離して、ちょっと頭冷やしてくるつもりでその場を離れた。

 ふらふらと歩いていると、サークルとは別関係の友人に会った。その人に、さっきまであったことの顛末を話す。すると、衝撃的なことを言われる。

「てか、あんた今は○○さんと付き合ってるじゃん」

 ああーーー!!!

 記憶喪失とはいえ二股はよくない、と悩み始める。どちらが好きかといえば、いつの間にか付き合ってたとされていた後輩より、はっきりと自分の意志で付き合い始めたとわかる今の人のほうがいい。というより、後輩やみんなの盛り上がりが自分の記憶がない中ではとても怖い。かっこいい愛の告白とか、私は知らない。知らない。

 なんて言ったらいいんだろう。でもはっきりと後輩のことは断らなければ。断りの文句を考えながら、あの可愛い後輩の泣きそうな顔が浮かぶ。

 ああ、憂鬱だ。

◆◇◆

 なんか切ない夢だった。抱き寄せた時、私の腕の中に後輩の子が存在している感じがとってもリアルで。何時間もその切ない感じを引きずっていた。

 彼女(彼?結局どっちかよくわからない)の思いに応えてあげたい気持ちもあった。でも、夢の中では突然現れた自分の記憶がない間の恋人を受け入れられなくて拒絶してしまった。

 目が覚めてからの方が気にかけてしまっているかもしれない。

 もう二度と会えない。