スリーピングヤスラカニッキ

主に変な夢(夜見る方)を書きつけます。あとはこまごまと備忘録

夢:『王子の身の上話』

 印象的なシーンだけ残ってる昨日の夢。

◆◇◆ 

 実家にいた。(※実家にいたと思っているけどやっぱりあちこちありえない構造してる)
 自室のベッドで何故か弟が寝ている。どうしたものかと思う。隣で寝ると狭いしとりあえず移動する。
 実家は廊下が長い。自室から台所へ。台所から、下へ降りる階段がある。
 階段の陰になってよく見えないけど、階下はぽっかりとあいた広間のような感じになっている。

 向こうに白い壁がある。壁には巨大な顔に似た黒いしみがある。
 そのしみがとても怖いもののように感じて、その場(台所)から遠巻きに眺める。
 ダイニングテーブルに、男が一人着席していた。深緑の、縁に金糸で刺繍が施されたマントを着けている。
「やつは呪いだ、あれが笑うと良くないことが起こる。今はまだ笑っていない」
 男は邪神が残した印(壁のしみ)のことと、それにまつわる広間で起きた王妃と愚かな王子の悲劇的な話を教えてくれた。自分はそこに居合わせた兵士だったのだと言った。
 私は男の隣に腰掛けて、机に肘付きうなだれる彼の後頭部をじっと見ていた。きれいな形の頭だった。短く刈り込まれた髪もとても清潔感があって好ましい。
 ふいに頭にある考えが浮かんだ。それを問いかけてみる。
「でも、そのばかな王子ってあなたのことなんでしょう?」
 彼ははっとこちらを振り返ったが、すぐに曖昧な微笑を浮かべ、肯定も否定もしなかった。

 彼にさよならをして、部屋に戻った。

 弟がまだ私の部屋で寝ていた。

◆◇◆

 あれはやっぱり王子だったと、夢の中の私は確信していた。

 それにしても、夢の中の架空の人物が話すその人の過去の話…って支離滅裂さと曖昧さがぐんとあがってほとんど覚えてられなかった。なんていうか流石に階層が深すぎる。